筋トレをした結果、体重が増加するという例がありますが、どうして運動をしたのに体重が増えるのでしょう。
脂肪と筋肉とでは、筋肉のほうが比重が重いため、脂肪が十分減っていない段階で、筋肉がついた結果、体重が増加してしまうということがあるようです。
筋トレは、体の基礎代謝などを上げる効果もあるので、結果的にダイエットにつながる場合があります。
今この瞬間の体重だけを気にするのではなく、ダイエットをすることで自分の体をどのように変えたいのかを、じっくりと考えることが大事です。
筋肉を急に使うようになると、負荷がかかって筋繊維を損ねてしまうことがあります。
リカバリーの途中で筋肉の水分量が多くなり、その結果、体重が多くなりますが、筋肉の炎症がおさまれば体重は元に戻ります。
ハードな運動を続けていると、コルチゾールというストレスホルモンの機能が活発になります。
コルチゾールが多くなると、体内の水分が多く必要になります。
コルチゾールは、カロリー摂取量を極端に制限しすぎた時にも活発になるホルモンです。
その場合、体脂肪が蓄積されやすくなり、体重が増えやすくなってしまいます。
人間の体がどういったメカニズムで機能しているかを理解することで、健康を阻害しないような効率的なダイエットを実践することができます。
トレーニングでいつも以上に体を動かしているために、お腹が空きやすくなって、以前よりもたくさん食べていては本末転倒です。
高カロリー食を続けていると、体重は増えるばかりです。
手軽にカロリー制限をするには、ダイエット食品や、低カロリーの食べ物が重宝します。
健康面に配慮したダイエットをするには、体を機能するために必要な栄養素が不足しないように注意をしながら食事量を減らしていきます。
筋肉をつくるための素材がなければ、いくら筋トレをしても筋肉は増やせません。
カロリー制限をしながらも、必要な栄養成分は確保できるようにしましょう。